「嘘でしょ?どういう意味??」
「どうってそのままの意味」
「な、なんで?!」
「俺がこいつのこと好きなの」
『俺がこいつのこと好きなの』
ああもう、
頭がついていけない。
嬉しすぎて
何か起きてるのか分かんないよ。
周りの子たちが叫びだした。
「その女より私の方が…」
「秋くんは私たちの……」
「五月蝿い。いい加減鬱陶しいんだけど。」
低い声で秋くんは
そう言った。
う、五月蝿いって…
言い過ぎじゃ…??
「最低!」
「秋くんがそんな事言う人だとは思ってなかった!」
そう言って周りの子は
どこかに行ってしまった。
当たり前か…
みんな秋くんは
優しくて完璧な人だと思っるはずだし。
実際あたしもそうだったな
「何ぼーっとしてんの?」
「い、いや?何でもない!」
「ふーん?じゃあ帰るぞ」
「うわぁ!」
いきなり手を引っ張られて歩きだした。

