「な…なんでいるの??」
朝から心臓ばくばくなんだけどっ!!
「迎えに来た。」
「迎えにっ??!」
秋くんが迎えに来てくれたっ
うう…嬉しすぎますっ
「ご…ごめんっ!用意するからちょっと待ってて!」
そう言ってとりあえず
秋くんを中にいれた。
とりあえず早く
用意しなきゃ!
教科書とかをかばんを適当にしまって、
歯磨きと髪だけ整えて
ダッシュで秋くんの元に向かった。
………が!!!!!
なんか……
秋くんが誰かと喋ってるよーな…
そしてお母さんの声が聞こえる…。
まさかっ!
「ああああお母さんんん!!」
「あ、加奈おはよう♪」
何がおはようだ!
秋くんと楽しそうに
話しやがってっ!!
何か変なこと
話してないといいけど…
心配。
「もぉー!付き合ってるんだって?秋くんと♪」
そう言ってにやにや
しながら話してくる。
「こんな格好良い人があんたの旦那さんになるなんてっ…羨ましいわあ…」
何を言ってやがる。
この母親は!
しかもそんな恥ずかしいことを秋くんの前で言うなあ!!

