★エスコイ★




あたしがそう言ったにもかかわらず直也はあたしの隣に座った。



「別にいーよ、ご飯食べてこればいいじゃん。」



「いいからいいから♪」



直也はきっとあたしに気ぃ遣ってくれてるんだろうな。


あたしは1人でも大丈夫なんだけどね。



「宮坂〜っ、久しぶりだな。」



「なっ何?急に!」



「いや、話すの久しぶりだなって思って。」



「うん。」


高校に入って部活とかであまり遊ばなくなった。



「うん。じゃねーよ。だってお前俺が話しかけるとうっとうしそうな顔するじゃん。」



えっ
あたしそんな顔して……

たかも…。


「いや、だって茜と喋りたいんだもん。」


「ひでーっ、俺はいいのかよっ。」



直也は顔を机に伏せて不機嫌そうな顔をしている。



「ははっ」


「何笑ってんだよ。」


いかん!
つい笑ってしまったっ!



「いや、なんか可愛くて。」


「はあ??可愛いいとかなんかショックなんだけど。」


直也はそう言いながら笑った。


話すのが久しぶりであたしも嬉しくなる。