──コンコン…
ガチャ。
「ん?」
誰かが入ってきた
茜じゃないし良輔くんでもないから先生??
あたしがベッドから起き上がると河野くんが立っていた。
「宮坂…。と浅井?!」
秋くんは立っている
河野くんを睨んでいる。
怖いからっ!!
「宮坂、ごめんな??俺のせいでお前が…」
「だから河野くんのせいじゃないってば!」
ホントにそうだと思う。
それにあたしのせいで河野くんにまでケガさせちゃったし…。
「宮坂…。」
「うん、もういいからっ、てかあたし全然大丈夫だもん♪」
「そっかあ、良かった…。」
あたしがそう言うと河野くんは笑った。

