★エスコイ★




「…俊也。」


「へ??」


河野くん…??


「俊也と何かあった??」


「何かってその…」


あたしは昨日の事を思い出してしまった。


「宮坂??」

「───//何もないよっ///」


嘘ついちゃった…


───ぐいっ
「いっっ…」


「嘘つくな。」


あたしはせっかく起き上がった体を秋くんに倒された。


秋くんの顔が近い…


「つ…ついてないよっ」


あたしは横を向いて目をそらした。


「ウソ。」


「ホントだって…んッ……!?」


秋くんにキスされてる?!今何が起こっている
のかがよく分からない。


「んッ…やっ!秋く…止めてよっ…」


「アイツともこういう事したんだろ??」


秋くんの唇が離れて目がアタシをにらみつけた。


「そんな事!…」