「いいから…お前らは行って来て。」
秋くん………
あたしなんかすごく嬉しい……
「茜、良輔くん、秋くん………あたし大丈夫だから!!」
あたしはそう言って笑ってみせた。
「…加奈…あたし行くね!大丈夫だよね??」
「うん!!」
「宮坂!!なんかあったら電話かけろよっ」
「うん、良輔くんありがと!」
「じゃあね!ごめんね、加奈…」
「ううん、行ってらっしゃい!」
そう言って3人は出ていった。
あたしシはまたベッドに
よこになった。
茜たちごめんね…
いつも心配かけてばっかだ。
秋くん……
なんでかな…
道に迷った時、なぜか
あたし秋くんの名前呼んでた。
秋くんに助けてもらいたかった。
そしたら本当に秋くんが来て……。

