★エスコイ★



「いいから…お前らは行って来て。」


秋くん………

あたしなんかすごく嬉しい……


「茜、良輔くん、秋くん………あたし大丈夫だから!!」


あたしはそう言って笑ってみせた。




「…加奈…あたし行くね!大丈夫だよね??」


「うん!!」


「宮坂!!なんかあったら電話かけろよっ」


「うん、良輔くんありがと!」


「じゃあね!ごめんね、加奈…」


「ううん、行ってらっしゃい!」


そう言って3人は出ていった。



あたしシはまたベッドに
よこになった。


茜たちごめんね…

いつも心配かけてばっかだ。




秋くん……


なんでかな…


道に迷った時、なぜか
あたし秋くんの名前呼んでた。


秋くんに助けてもらいたかった。


そしたら本当に秋くんが来て……。