鈴木に聞いたのは驚くべき話だった

隣町の裏路地

あるビルの3階にあるという



「運屋」



金次第で望みの運を売ってくれるという信じがたい店があるという

鈴木は数百万払って金運を買ったという

聞く限りではもうすぐ元が取れるらしいが…

俺はなけなしの貯金とサラ金で借りた金、合計200万を持ってそこへ向かった

看板はなく一見普通の事務所のようだった

俺は鼓動で飛び出しそうな心臓を必死に抑え、扉を開いた