いつしか俺は総理大臣になっていた。

中途半端な能力で悩まないよう、知識も精神も体も鍛えに鍛えた結果だ。

いろんな決断を迫られる職業は避けたかったのだが、これだけの能力を持った俺を世間は放っておいてはくれなかったのだ。

が、なってしまったものは仕方ない、悩むわけにはいかなかった。俺はあらゆる国の仕事を俺は即断即決で進めていった。


国民からも他国からも、潔く堂々とした素晴らしい総理だとたたえられた。