な部屋だった。

｢どうぞ。お入りになってください。｣

の声に導かれて、更に奥の部屋へ。

なんやらアジアンチックなインテリアが並んでいる。これは癒されるのか？と思いながらソファーに座る。

｢ジャスミンティーどうぞ。｣

若い時はかなり美人であっただろうという感じの風貌で、独特な雰囲気がある女性が出てきた。

ジャスミンティー？今時そんなに飲まないでしょ！と思いつつも一口。
たまにはいいものかも？なんて感じているところに、

｢どうやってうちのことをお知りになったんですか？｣

｢以前一度ヒーリングを受けたことがありまして、その関係でいろいろネットを見ていたら、妻が見つけたんです。｣

｢そうですか。以前いったヒーリングはどうでしたか？効果はありました？｣

｢効果はあったようなないような・・・いずれにしても初めての経験で、戸惑っているうちに終わってしまった感じでした。｣と曖昧に答えた。

｢相性がありますからねーところで今日は何か悩み事でも？｣

｢実はすこし前から欝病とパニック障害で悩んでいまして・・・｣ と答えると

｢そうですか。でもそういう空気は出てないですねーでは早速やりましょうか、奥の部屋へどうぞ｣