「十五日、裕也とハンターの家へ。 二十二日、ウーパーに会うっと。」 手帳に書き込んだ。 「彩音、最近元気になってきたじゃない。 映画、頑張ってね。」 母に言われた。 やっぱり知っていたようだ。 「ちょっといろいろとあって。」 私は歯を見せて笑った。 「好きな男の子でもできた?」 「まぁ、中学生ですから!」 「ちゃんと報告しなさいよぉ。」 「そのうちね。」 なんだか、毎日が輝いてきた気がする。