「終わったよ。」 中栄は言われたとおり、 事務室に入った。 中栄と優菜は、 机を挟んで向き合った。 「なんか、ごめん。 時間使わせちゃって。 あんたと少し話したくて。」 「いや。 全然大丈夫だよ。 何?」 中栄は少し爽やかに言った。 「別に話すこと決めてるわけじゃないんだけどさ。」 「そっか。」 しばらく白けた空気が部屋に充満した。