マイワールド

だが、優菜はかまわずに続けた。

「皆さんには挨拶してきたの?」

「いや、まだ……。」

「じゃぁ、してきて。

あたし、事務室で待ってる。

お茶しよう。」

「えっ?」

中栄は声が裏返った。

「嫌なの?」

「違うから。」

「そう。

じゃ、待ってる。」

優菜は掃除道具をさっさと片付けて、
事務室に向かった。