正直、クリが私達を見守っているなんて思っていない。 クリが天国へ行ったとも星になったとも思っていない。 辛い時に救ってくれるのは、 神様になったクリではなく、クリとの思い出だ。 クリがいなくなって寂しいと思うのは、 これから思い出は作れないから。 だけど、私が生まれてから今までのクリとの思い出は決して少なくはない。 時にはその思い出に浸って涙を流したい。 「クリ、 これって……間違ってないよね。」 私は時々、こうやってクリに語りかける。