職業体験二日目。
「おまえ、スカート長い。」
実が私の足元に目をやった。
「先生に言われたんだから、
しょうがないじゃん。
おまえも腰パンやめなよ。
似合ってないから。」
「腰パンじゃねぇ!
これ、標準だよ。」
「ふぅん。
その言葉、藤井先生に言える?」
「……ぶっ飛ばされる。
わかった。
直すよ。」
私と実は電車に乗り込んだ。
スカート超ロングの女子とあげパンの男子。
私達はどんな人に見えるのだろうか。
ケンは休みだ。
一生に一度の貴重な体験日を風邪で休むとは、
もったいなすぎる。
「バカだよな。
金山先生の手紙に興奮しすぎて倒れたんじゃね?」
「ホントだね。」
「おまえ、スカート長い。」
実が私の足元に目をやった。
「先生に言われたんだから、
しょうがないじゃん。
おまえも腰パンやめなよ。
似合ってないから。」
「腰パンじゃねぇ!
これ、標準だよ。」
「ふぅん。
その言葉、藤井先生に言える?」
「……ぶっ飛ばされる。
わかった。
直すよ。」
私と実は電車に乗り込んだ。
スカート超ロングの女子とあげパンの男子。
私達はどんな人に見えるのだろうか。
ケンは休みだ。
一生に一度の貴重な体験日を風邪で休むとは、
もったいなすぎる。
「バカだよな。
金山先生の手紙に興奮しすぎて倒れたんじゃね?」
「ホントだね。」


