マイワールド

『私は今、幸せに暮らしている。

もしあなたも自分が幸せな人間だと思うなら、
食卓をじっくり見てほしい。

肉料理がどっさりの日はないだろうか。

そして、命について考えてもらいたい。

食卓に並ぶ料理は、私達と全く同じ、“命”なのだ。


私は最近、とても不思議に思う。

なぜ、人間と他の動物の間には大きな壁があるのか、と。

そして、そんな私が常に思い描いているのは、
人間と他の動物が平等な世の中である。

このことについて、考えていきたい。


人間はこの地球を支配している。

自分達が動物に食べられる立場になることは、ほとんどない。

こう考えてしまうと、既に“人間と他の動物が平等な世の中”は期待できない。

なぜなら、食べられない立場である人間は、
自分達が殺されそうになったとき、その相手を殺してしまうからだ。


では、仮に人間と人間以外の動物が平等な世界を作るとしたら、
どのようにすればいいだろうか。

方法は二通りある。


一つは、人間が野生になることである。

“人間は殺されない立場”ではなくなり、
人間も弱肉強食の世界で生きるのだ。

つまり、人工的なものを地球から無くし、
自然の中で生きていくのだ。

だが、それを望む人は限りなく少ないだろう。

私にも、そこで生きていこうという勇気はない。


もう一つは、人間以外の動物が人間のようになることである。

一匹一匹(一羽一羽、一頭一頭など)に身分証明書を持たせたり、
普通の店などにも出入りできるようにしたりする。

だが、これもうまくいくものではない。

全ての動物が言葉を交わしたり、
計算ができたり、
ものごとをそう簡単に覚えたりはできない。


では、一体どうしたら良いのだろうか。