マイワールド

その時だ。ガラガラ――。

恵子、あかり、ゆいが入ってきた。


一体、どうなっているのだろう。


だが、私は一言も話さなかった。

「うぅわ、さいってぇ!

ネーヤアがスパイっていうの以上に最低。

レミ、顔も性格もブス?」

恵子がレミの机を蹴飛ばした。


その音に反応したのだろうか。

まだ校舎内に残っていた生徒が、
この教室に駆け込んできた。

見る限りでは、十人。男子三人に、女子七人。

その中には、ゆりとはるもいた。


レミははるにプリントを突き付けた。

「何これ?

捨てろっていったじゃん。」

それを見たはるは目を丸くした。

「ウチは……それ、ちゃんと捨てたよ!

間違えなく!

ぐちゃぐちゃにして!

だってほら!

このプリント、ちゃんとシワついてるじゃん!」

はるは必死だった。


確かに、プリントには一度丸められたあとがついている。