マイワールド

『十二月八日。


ネイルは静かに息を引き取った。

どうしてもっと早く異変に気付いてやれなかったのだろうか。

狭い部屋に閉じ込められて、
餌の時間だけを待つ、ネイルの一生だった。

おまえの生きた証は、客の笑顔なのか?

おまえは幸せだったか?

おまえの生き甲斐は、何だったのか?

ネイル、聞いてくれ。

許さなくていい。

俺を呪ってもいい。

いや、呪ってくれ。

だから、これだけ聞いてくれ。

ごめんなさい。』