残酷ハニー




僕の心も、今はこんな感じだ。



温かくて気持ちの良い。






「……綺麗、ね」



少女は少し眩しそうに太陽を見ながら言う。





「…うん綺麗だ。




ねぇ、君は名前何ていうの?


この辺じゃ見たことないけど」


「…………そりゃあ見たことないでしょうね」


「……えっ?」


「……だって私は…………



何でもないわ」




少女はさっきまでの表情と一変。険しい顔をする。



僕はその顔を見て、地雷を踏んだと思いあたふたした。




「…あっ、ごめん!ごめん!



僕も名前教えてないし、これじゃあ不公平だよね!!
もう聞かないからね!」