「・・・・えっ? まさか、サンタクロースの手伝いとかふざけたこと言わないわよね?」 「おっ。珍しく察しがいいな。 サンタクロースはふざけてなんかいない。 実際に存在するんだ。現に俺が・・・・」 「そんなのトナカイにでも頼ってよ。 私、絶対信じないから」 と陸がキラキラしながら言ったことを中断して突っ込むと、 「だからお前に要求してるんじゃないか」 とケロッとさらりと言う陸。 自由人・・・・。 「もう! 私にも分かるように説明してよ!! 自分にばっかり分かるように言わないでよ!!」