「だったら・・・




名前で呼んでよ」








そう言うと咄嗟に私を見てきた准。







そう。

この頃准は私を名前で呼ばない。





「おい」とか「お前」とか。








名前で呼ばれたのは一体いつ?








私は真剣な目で准を見た。








「・・・・今それ言わなきゃ駄目?」








ぶっちーん!!!






私の頭の線がキレた。








「バカ~~!!准のバカァ!!!




もう知らない!!
准なんて好きにならなきゃ良かった!!




あんたなんかよりもかっこいい男見つけてやる!!



准なんか!准なんかゲームの世界に行っちゃえばいいんだ!!」






「はっ?!


おい!!!」