PIPIPI

私は目覚まし時計で目が覚めた。

「っ・・・・」

私は眠い目をこすりながら、目覚ましをとめた。

慌てて、新着メッセージを確認した。

「無し・・か」
私は浮かない気持ちで下に降りた。

そこには、しーんと静まり返るリビングがあった。

学校の日から、誰もいない。

テーブルの上には、トーストがおいてあった。

洸にいはメールがはいってた。

なんか食べる気がしなくて、上へ上がった。

アイロンにスイッチを入れて、歯を磨いた。

「はぁ・・」

何でメールくれなかったんだろう・・・。
私が送ったわけじゃないけど・・。

来るの期待してた。

巻き髪する気分じゃなかったから、今日はストレートで
昨日の制服に身を包んだ。

コンビニでパンでの買おうっと・・。

そう思って、玄関を出た。

私はうかない気分でコンビニに行った。

コンビニの前には、キレイな女の子と、
悠くんがいた。

「ぅそ・・」
昨日彼女いないって言ったのに。

女の子は、悠くんの腕につかまっていた。

嘘でしょ・・・。

なんで・・?

私はコンビニに行くことも忘れ、学校に向かった。

女の子キレイだったな・・・。

私・・・一目ぼれして、勝手に舞い上がって
バカみたい・・。

彼女いるのに、何で、アド交換しようって言ったの?

紹介のとき、いないって言ったの?

悠くんが、わかんないよ・・。

「はぁ・・」
私は溜息をして、教室のドアを空けた。

「あ~優!!遅かったね」
美雪ちゃんが駆け寄ってきた。

「ぅん・・ごめんね」

「優?どした?何か変だよ?」

「ん?何もないよ~」