「なんか、合コンみたい」

「ぁははっ♪」

とりあえず、今の時間を楽しもうっと

「俺らから、自己紹介するな」
仁ちゃんは立った。

「俺は、皆川 仁!彼女はいません~!!募集中だよ~。
女の子たちは、仁ちゃんって呼んでね~」

仁ちゃんは、テンション高いなぁ~。
いかつい人だけど、暖かい人なんだな~・・。

「俺は、加藤 悠。彼女はいません~、悠でいいかんね~」

彼女募集してないのかな・・・?

「えっと、私は新条 美雪。彼氏はいません。美雪ちゃんで
お願いします~」

やばい・・・緊張するんですけど・・。

「えっと・・・藤井、優です!!!彼氏はいませんっ!!!
優で・・いいです」

やばイ~恥ずかしい。

「悠と優じゃ区別つかね~から俺、優チンにする★」

仁ちゃんは言った。

優チン・・・初めてつけられた。

「いい?優チン」

「え?うん」

「よし~」

私たちはそれから、中学の話とかイロイロした。


そして、そろそろ帰る時間となった。


4人でマクドを出て、美雪ちゃんは違う方向だから
みんな別々で帰ると思ってた。

「俺~美雪ちゃんと一緒」
仁ちゃんは美雪ちゃんと帰っていった。


うそ・・・


「俺、こっちだけど?」
「あ、私も」

「偶然じゃん~じゃ送るよ」

「ありがと」

2人で暗い道を帰った。


悠くん、かっこいいな。

たくさん、楽しい話をしてくれた。

「あ、私ここだから」

「そっか。」

「うんっ、今日は本当ありがと。」