私は悠くんのひざに座りながら
言った。

「そ?てか・・・悠って呼んで?」

悠くんは、見た目は俺様で、いかつくて
自分勝手で、チャラそうなのに・・・

実は、私を一番に考えてくれて、優しくて、
一途で、甘えんぼで、やきもち焼き・・。

全部大好きなんだ・・・。

後ろで優しい悠くんの声が耳元に聞こえる。

私はビクッとした。

「悠・・・・・」

「いい子♪」

悠は、笑って、私アゴを自分の方に寄せた。

そして、静かにキスをした。

深い深い・・長いキス・・・・。

「んっ・・・・」

悠はキスが上手い。

かっこいいから、経験あるんだろうけど・・。

そう思うと、焼きもちを妬いた。

悠は、私をベットに倒した。

初めてて怖い気持ちもあったけど、
悠と1つになりたかった。

「いい?」

悠は優しく聞いた。

「ぅん・・・」

私は静かにうなずいた。

「絶対優しくするから・・・」

悠は、とってもとっても優しく抱いてくれた。

痛みなんてない・・・。

ただ、嬉しかった。

「ゆう」

だけの空間だった。

こんなにも人を愛しいと思ったことは、ない・・。

行為が終わり、2人とも寄り添って、
寝ていた。

携帯の音で、私は目が覚めた。

悠がおきちゃう・・。

私は服を着て、
電話に出た。

「もひもひぃ・・・・」

「あ、俺・・・」

「んぅ・・・?」

悠と仁ちゃん以外の男の人なんて・・・