美雪ちゃんは、私のほっぺたをつねった。
「いっだぁ・・・」
私は頬を押さえて、美雪ちゃんは見た。

「そんな、優はうち嫌いっ・・・。
確かに、優といたら金銭面で、辛いこととかあるかも
しんないよ・・?でも、悠くんが、美奈といたら、
あいつは幸せ・・・?好きだった女殺されたんだよ?
悠くんを助けられるのは、あんただけだよっ!!!!!」

美雪ちゃんが、涙を流す・・・。

「っ・・・」

私も泣いた。
最近泣いてばっかだなぁぁ・・・。


「今日、あいつ呼ぼう?」

私は、静かにうなずいた。

仁ちゃんも、半泣きだった。

そして、放課後・・・。

結局、悠くんは、こなかった。

美雪ちゃんの家に、仁ちゃんと私は行った。

「やばい・・・緊張する・・・・」

「んじゃ、俺がかけるな?」

仁ちゃんが携帯を出した。

となりで美雪ちゃんが私の手を握った。

「あ・・・悠?今何してんの?
おう、てゆか、美雪ん家、きてくんねぇ?
いいから!こなきゃ、絶交な!」

仁ちゃんは強引に誘って、電話を切った。

「くるかなぁ・・・」

「来るよ」

そのまま30分くらいがすぎた。


その瞬間・・・・


ピーンポーン・・。

「来た・・・・・」

私の緊張はMAX・・・・


「よっ!」

一瞬、驚いた顔をしたけど・・・
すぐに笑顔になった。

「みんな、なんかいつもとテンション違うくね?」

悠くんが不思議そうに言った。

「優が話しあるんだって・・・奥の部屋使って?」
美雪ちゃんは、ばれないようにウインクした。

「ありがと・・・・・」