先輩、大好きっ!




「毎日練習ついてきて、毎日メール大量に送ってきて告白して…十分迷惑かけてんだろ?」


やっぱり…あれって迷惑だったんだ…私は余計落ち込んだ。


「ま、面白いからいいけどな…それにお前は元気じゃねーとらしくねーよ。」


え……?


「朝だって…いなくてちょっとは寂しかったしな…だから、早く元気になれよ…」


先輩………


「はいっ!!先輩、大好きです!」


「おまっ…電車の中だぞ、」


「関係ないです、何処にいたって…私は先輩が大好きです!」


「また…恥ずかしいだろーが!」


「先輩、照れないで下さいよ!」


「照れてねぇっ!」


そぅ言った先輩は真っ赤だった。


先輩…寂しいって思ってくれてたんだ…元気な私がいいって………風邪ひいて良かった。こんな幸せなことがたくさんあったんだから。