「ふーん。碧海はチョコ嫌いかぁ…って、勿体無いなぁ。ほんとに、これどうするつもり?」

松浦の隣に屈みこみ、チョコの山から僕宛のチョコと自分用のチョコをより分けながら、浩史はのんびりと尋ねた。

「そうだなぁ…。どうしようか…お前達喰う?俺は全然構わないけど。」

「メッセージはどうするのさ?ちゃんと読むんでしょ?」

僕は核心部分のそこら辺に興味があって、小鼻を膨らませ碧海に尋ねた。


…暫しの沈黙。