多分、占いサイト画面下とかに、制作サイトに繋がるロゴか会社名があると思うんだけど…」
占いサイトの画面…
それはつまり、あのサイトにアクセスしなければならないという事か。
多分、文章さえ読まなければ韻の効果は無いと思うが、それでも愛美は、あの恐怖を体験しているだけに…
「分かった。
URLは聞いてるし、私がアクセスするよ」
私は笑顔で愛美に告げると、ポケットから携帯電話を取り出した。
「ご、ごめん千里…」
私はもう一度愛美に対して微笑むと、携帯電話の画面に向き合った。
そして、2番目の占いサイトのURLを直接入力し、トップページが開くのを待った。
それにしても、本当の占いサイトの様に作成されたレイアウトを見ると、騙されてしまった人が大勢いる事も分かる…
しかし、それだけに早く止めないと、もっと多くの犠牲者が出てしまう。
.