「あー？」

心臓止まるかと思った。
めちゃめちゃ怖いっ！

「あ、あのっすいません！
お財布・・・」


「なんなの？」




「あのっ！お財布落としませんでしたか！？」

緊張しすぎて
大声でいってしまった。


「ははははっ！」

え？


「君おもしろいね、ありがとう」

笑った笑顔は
さっきの顔とちがって

大人びた顔とちがって
すごく可愛らしかった・・・

「君何歳？」


「中３です。」



「まぢか！どこ中？？」


「藤澤です、、」

なんだ。意外と
優しい人なんだ！

安心した。


「じゃあ元大とか知ってる？」

元大は同じクラスの
やっぱりこの人みたいな

ヤンキー？
って感じのやつだった。

「はい同じクラスです。」

「そっかお礼になんか
おごるよ！あと名前は？」



「輝です。あ、お礼なんて
いいですよ！！
今から彼氏とデートなんで、
行きますね。」


ごめんね・・・
待ったよね。