もう会えない君だと思っていた。

だから驚いたんだ。



桜散る春の朝、

まだ汚れを知らない制服を着て

君はまた、僕の前に現れた。




「はじめまして」

と言われなかったことが

すごく嬉しかったんだ。



君の名前を知って、

君のアドレスを知って、

君が僕の名前を呼んで、

君と同じことで笑いあう。



そんな日が来るなんて、

夢にも思わなかったから。