ネムリとの昼下がり

面食らった私はもう何も言わなかった。

そのことがあった後も

彼のことを春樹を引き合いに出して茶化した覚えもない。

彼の大人びた行動の最たるものを見てしまった以上

もう何をしたところで

(仮にそれがよくよく考えてみれば些細なことだったとしても)

今の私に彼を茶化す資格はないと感じたのだ。