先輩彼女


聞きたくも無いのに
会話が耳に入ってくる

「拓真、お疲れ」

拓真…
って呼ぶんだ
恋人だもんね…

「おっ結衣来てたのか」

彼女
結衣さんって言うンだね

「当たり前ぢゃん
初戦から応援してました」

へぇ~
気付かなかったよ

「まぢかありがとな」

先輩嬉しそう
彼女が応援してくれてるンだもんね

「決勝も頑張ってよ?
応援してるンだから」

可愛い事いうな
結衣さん…

「たりめぇだ
優勝するしっ!!」

先輩もまんざらでもなさそう

「拓真はそうぢゃなきゃねっ!!」

「俺ってどんなんなんよ?」

「バスケバカ」

私も言われた事がある
言葉…

こんな時でも共通点が嬉しい

例え彼女が発見しようとも…

「うるせぇよ
あっ今日一緒に帰れないかも
だけ先帰ってて
送ってやれなくて悪いな」

優しい先輩
彼女大事にしてるンだね

「それはいいけど何で?」

「あ~やっぱり部活で集まりあると思うンだわ」

「そっか
ぢゃあ決勝たのしみにしてる」

「ホント悪いな
ぢゃあな」

先輩は結衣さんの頭をなでていた。

結衣さんが羨ましい…