ずっと片想い〜先生…あなたに〜

“返してっ!”


そう言おうとしたら

お母さんが電話の通話ボタンを押した。



「もしもし…。紗由の母です…。」


マジ…?

最悪じゃん。

ってか誰から??


「はい…。確か紗由の副担任の方でしたよね?」


副担の方…。


先生…、掛けなおしてくれたんだね…。


「先生と生徒が携帯でわざわざ電話するなんて何か急用ですか?学校では出来ないような話しですか?」



お母さんの
この問い掛けに先生は何て答えてる?

お母さんは黙って…
時折“ハイ”とだけ…。



「はい…はい…。
………では、今度からは学校にいる時にさせますので。ご迷惑をおかけしました。
はい…。失礼致します。」


お母さんの有り得ない行動と、

先生とお母さんが私の携帯で話してる光景を…。


私はただ見守るしかなかった。