ずっと片想い〜先生…あなたに〜

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さむっ!!


まだ体育館も開いていない早い時間、今日は朝練の為じゃなく先生に


“白い紙袋”

コレを渡す為。

その為だけに早起きしてやってきた。


もしかして先生が一番に来たら、その時に渡せるし!
(可能性としては限りなく0に近い…かも…。)


来なくても鍵を借りとけば返す時に渡せるしかもしれないし!


「おー、早いなぁ。」

その声の主は………。
村田爺。

爺と一緒に教官室に行き鍵を借りて部室に行く。

バスケ部の部室の窓から見える駐車場に先生はいつも車を停める。

車の音がする度に窓から覗いてみるものの、先生じゃない“先生”を見つけて肩を落とす。

何人の先生を見たかな…。
後10分もすればHRが始まる。

ギリギリまで待ったけど、職員会議が始まる時間になっても先生は現れなかったから仕方なく部室を締めて鍵を返しに行く。