「12年後星花ちゃんを

 迎えにいくね・・・。」




「12年後・・・?」






「うん。

 それまで、一人で頑張って!」






「絶対・・・?」





「うん。」





―コレが私の小さい頃


公園で見知らぬお兄さんにあったときの


夢・・・。




あれから、12年。。。。



私は、16歳になっていた。




お兄さんに言われたとおり、



ひとりで、頑張った。





でも、もうお兄さんが忘れているかな?