そして・・・ 左手の薬指に 「ぴったりだ。・・・よかった」 「黎君///」 ぎゅぅ いつの間にか私は黎君を抱きしめていた 「ははは。芹葉さんに抱きしめられたの初めてだ」 「ばか・・」 私。気づいてるよ 「黎君だって泣きたいくせに」 「え?」 「だって・・・声・・震えてるもん」 「・・・」 ほら。図星だ