僕は君の虜~甘め短編集~




「ねぇ、顔が赤いよ?」


「…!!??」


先輩が呟いた言葉によって、さらに赤くなる私の頬


「赤くありません!」


「そんなに強く言わなくても、でも君が言うんだったら僕は信じるよ」


意味深な笑みを浮かべる先輩



「あ…ありがとうございました!」


私はお礼を言って、その場を立ち去る


先輩はバイバイと、柔らかく笑いながら私に手を振った



…っ…なんなのよ私