先輩は私の気も知らないで…


赤くなった頬に冷たい手をあてる


先輩…



「雪那!どうしちゃったの??!なんで要先輩があたしたちの教室に?」


「私にもわかんないよ」


先輩はかなり人気があって、私なんかが話せる機会なんてあるはずがなかった



だけど


ある日、私が女子の先輩方に詰め寄られているところを助けてくれた


まぁ、元凶は要先輩なのだが