僕は君の虜~甘め短編集~




「…!!??」


彼女は驚く


自分では気付いてなかったみたい


「赤くありません!」



何その全力否定


若干傷つくな…



「そんなに強く言わなくても、でも君が言うんだったら僕は信じるよ」


僕は無理矢理笑顔をつくる



僕がこんなとこで動揺しちゃだめだ



「あ…ありがとうございました!」


彼女はそう言って図書室を慌てて出て行く


そんなに慌てなくていいのに



僕は笑いながら手をふる


「バイバイ」



それが彼女が僕を初めて知った日