僕は君の虜~甘め短編集~




だけど僕は意地悪だからそう答えない



「いやぁさ、最近雪那ちゃんよく放課後本借りるじゃん。だから、貸し出しカードで名前覚えちゃった」



「…ありがとうございます」


彼女は俯く



「あ、僕、藍凛須 要。2年だから、ちなみに図書委員やってマス」



カァッと雪那ちゃんの顔が赤くなる


「ねぇ、顔が赤いよ」



僕は雪那ちゃんに問う