僕は君の虜~甘め短編集~




「早くどっか行ってくれない?そこの先輩さん達」


そう言うと、先輩さんたちは不甲斐ない声をあげて振り向く



「心が醜い人間って、隠してても顔に出ちゃうんだってさ」



僕ってかなりキツいな


「要様?」


「僕、アイドルじゃないんだし。ファンなんていらないよ。ついでに言うなら、その子がファンになってくれた方が嬉しいな」



これは本音



「まだここにいたい?それともさっさと立ち去る?」


僕は先輩さんたちに聞く