僕は君の虜~甘め短編集~




「とにかく!帰って下さい!迷惑なんですよ、教室までこられると!!」

おっと、これは予想外


まさか拒否されるなんて


でもまだ大丈夫


僕の手の内だから


「じゃあ、いつもの場所で待ってる」


そう言って僕は手を振るんだ


何にもなかったかのように


平気なように




実際、少し傷付いてるんだけどね


それは僕の中だけの秘密


だって


知られちゃったら格好悪いでしょ?



君の前だけは、格好つけていたいから