「おはよ、雪那【セツナ】ちゃん」


目の前には、余裕たっぷりの男の人、すなわち


藍凛須 要
【アイリス カナメ】


が立っていた



「おはようございます…、先輩は何の用でこちらにいらしたんですか?」

私の名前は


相澤 雪那
【アイザワ セツナ】


はっきり言うと、この先輩にはあまり面識がないのだがなぜか突然今日、私の教室に現れた