「周りのお嬢様方も遥お嬢様を高く評価しております。それに理事長先生が生徒会長をやりたがる人がいないとおっしゃっていましたし……
お嬢様は前の学校でも好評だったそうですから、どうか自信をお持ちください」


「ありがとう、でも前の学校より広いから迷子になりそう」


なぁんて軽口をたたいてるとらいつのまにか理事長室の前に着いていた


扉を軽くノックする


「どうぞ」
と言う声がし、中から執事さんが扉を開けてくれた


「失礼します、天音遥です」


「ああ、遥さん。おはようございます」


「おはようございます」


「生徒会役員はみんな揃っているので早速紹介しましょう」


ソファーから4人が立ち上がった


うわぁ…


「副会長の三谷凱(ミツヤガイ)君」


「よろしくな♪」


「そして書記の安斎未来(アンザイミク)」


「よろしくね~遥ちゃん」


「会計の有川薫(アリカワカオル)」


「遥ちゃんカワエエなぁ、どうもよろしくどす」


「最後に桐壺紗依(キリツボサイ)」


「よろしく……」


「天音遥です。よろしくお願いします」


「そんなかしこまらんといて、仲良くしよな」