「連さん?」


ハッ!!


気が付いたら目の前には心配そうに俺の瞳を覗き込んでいる遥お嬢様の顔があった


「どうしたの?気分でも悪いの?」


「いいえ、そんなことは御座いません」


「でも怖い顔してたよ?」


「気のせいだと思いますが」


「そうかな?大丈夫ならいいんだ」


いけないいけない


お嬢様に心配させてしまうなんて……


俺も執事としてまだまだだな