「そこのコンビニでお茶買おっか。」
YUIはゆっくりと歩きだした。
コンビニでお茶と小さいネコ缶を一つ買ってさっきの細い路地に入った。
「へぇ〜、こんなとこあったんだ。」
つい一年程前までよく来てたのに、YUIも不思議そうに見回してる。
おっと、例のおやじさんが店の前に出てタバコを吸ってる。
俺はさりげなく通り過ぎようとしたが、YUIは物凄い反応を示し、振り返りながら絵を見ていた。
公園にたどり着くと、さっきまで座ってたベンチの上にネコはいた。
「うわ〜本当にぶたネコ」
「だろっ、でも唯のぶたネコじゃないよ、多分」
ネコを挟むように俺らは座った。
こっちから聞くまでもなく、YUIはこれまでのいきさつを話し出した。
「そうか、でYUIはその人の子を産みたいの?」
「わからない」
「じゃ、どうしたいの?
その人が今の奥さんと別れてYUIと一緒になるんだったら産むの?」
「わからない!」
核心に近付くと感情的になる。YUIも変わってない。
「ってか、本当に妊娠してるねの?」
と聞いた瞬間、YUIの下唇が震え始めた。やばやばモードリーチ状態だ。
その時、ぶたネコがムクッと起き上がり、お尻の辺りをモゾモゾさせ始めた。
「あれっ、こいつトイレかなぁ?」
YUIはゆっくりと歩きだした。
コンビニでお茶と小さいネコ缶を一つ買ってさっきの細い路地に入った。
「へぇ〜、こんなとこあったんだ。」
つい一年程前までよく来てたのに、YUIも不思議そうに見回してる。
おっと、例のおやじさんが店の前に出てタバコを吸ってる。
俺はさりげなく通り過ぎようとしたが、YUIは物凄い反応を示し、振り返りながら絵を見ていた。
公園にたどり着くと、さっきまで座ってたベンチの上にネコはいた。
「うわ〜本当にぶたネコ」
「だろっ、でも唯のぶたネコじゃないよ、多分」
ネコを挟むように俺らは座った。
こっちから聞くまでもなく、YUIはこれまでのいきさつを話し出した。
「そうか、でYUIはその人の子を産みたいの?」
「わからない」
「じゃ、どうしたいの?
その人が今の奥さんと別れてYUIと一緒になるんだったら産むの?」
「わからない!」
核心に近付くと感情的になる。YUIも変わってない。
「ってか、本当に妊娠してるねの?」
と聞いた瞬間、YUIの下唇が震え始めた。やばやばモードリーチ状態だ。
その時、ぶたネコがムクッと起き上がり、お尻の辺りをモゾモゾさせ始めた。
「あれっ、こいつトイレかなぁ?」
