初めて入る“男の子の部屋”は岡田くんの部屋だった。 部屋は8畳くらいであるのは パイプのベッド 大きな木造の本棚 少し大きめなテレビ 小さなちゃぶ台みたいな机に 大きな勉強机。 床は散らかってなくて綺麗。 ベッドの頭の方には小さな物置があって、 その上に携帯が充電しながら放置していた。 勉強机の横の壁には中学の時の写真や、 後輩からの寄書きが画鋲によって貼られていた。 寄書きには大きな文字で 『岡田 修平先輩へ』 と書かれていた。