LEVEL【番外編】







初めて話したときの「怖い」って感情から。
「好き」って感情まで。





アタシをいじめるときの無邪気な笑顔。
それに意地悪な顔。


笑いながらアタシを優しく撫でる大きな手の感覚も忘れてない。
ときどきアタシの頬をつねったり。


いっつも上から聞こえる低い声。


キスをするときの瞳をゆっくり閉じてキスするとこ目も。


ゆっくりなキスも
長いキスも
激しいキスも
全部全部好きだから。




さらさらな黒髪も
広い肩幅も
高い身長も
大きな手足も
低い声も
無邪気な笑顔も

全部好きだから。







好きだから思い出すと辛くて悲しくて、
胸が痛かった。

涙が出ているのがわかった。