***11年前*** 「優くん遊ぼ?」 『いーよ。』 親友の史くん。 毎日、僕らは一緒に過ごした。 ある日 史くんの周りに浮かぶ数字が減っていることに気が付いた。 でも、全く僕は気にしていなかったんだ。 月日が流れて史くん数字が一桁になった。 たまに一桁の人も居る。 そんなに軽い気持ちで流してた。 「優! 史くんが事故に遭ったって!!」 信じたくなかった。 ずっと親友だって約束しただろ?