彼氏の前で告るなんて気がしれない… 僕は立ち上がって2人の元へ行く。 『無愛想で悪かったな‥ 香奈に必要以上近づくな。』 あまり話さない僕の声を聞いて教室が静かになった。 『香奈、マジで切れるなよ? お前が僕の事分かっててくれればそれでいいからな?』 「うん。ごめんね優、怒った?」 『別に‥。』 学校で初めて笑った。 それは、香奈と2人の時にしか出さない香奈専用スマイル。