うるさい鳴き声を聞いて目が覚める


外でオニスズメの群れが騒いでいたのだ


とても高い響く鳴き声はうるさいけれど嫌いじゃなかった


俺はジャージ姿のままリビングに向かう階段を降りる


そこには忙しそうに朝食をつくる母親がいた


「あら、スカイ。はやく支度しなさい」


母にそう言われしぶしぶ着替えに行く


今日は中学アカデミーの入学式だ


俺は今年そこに入学することになった


中学アカデミーとはポケットモンスター略してポケモンについて勉強するための特別学校なのだ


俺は昔からポケモンという神秘的な生物に興味を抱いていたからだ


まぁ理由はそれだけではないのだが…


俺は準備を終え朝食を一気にに食べて家を飛び出した


母のいってらっしゃいの声が後ろから聞こえた